ある日、体の具合が悪く、休んでいた時、いだきしん先生が山元町の焙煎小屋にて、焙煎して下さったばかりのコーヒーを下さいました。パッケージの封を開けた時に、見慣れないコーヒーの色に驚きました。このコーヒーであれば、具合が悪くても飲めるかも知れないと感じ、淹れさせて戴きました。「白いコーヒー」と心の中で名付けました。一口頂いた時、体の中に痛みが走り、次第に、音を立てるようにし歪みが元に戻る体感があり、本来のはたらきを取り戻しました。苦痛が一瞬にし消えたのです。驚きました。エチオピアに初めて行った時、コーヒーを頂き、一瞬にし、疲労がとれ、思わず「薬みたい」と叫んだ瞬間を思い出します。現地の方から薬であることをお聞きした時の驚きは今も尚鮮明に覚えています。コーヒー発祥の地であり、発見当時から今に至るまで薬とし飲まれていたことを知り、更に驚きました。私は、コーヒーは体に悪い位に思っていたからです。体の具合が悪い時には飲む気になることはありませんでした。今では、日本でもコーヒーが体に良いことをよく聞くようになりました。私は白いコーヒーを頂いてからは、体が不調の時は率先し飲みたい気持ちが生まれ、頂くと、体が温かくなり、血の巡りが良くなる事がそのまま感じられ、気づけば、不調は消え、元気になっていることに驚き、感謝しています。 朝一番に頂くと、体中が一遍に目覚めていくのです。気がしっかりとし、清々しい水に洗われた様に、心身が浄められます。夜に頂いても眠れないことはなく、癒されることにも驚いています。疲れた夜に、一杯の白いコーヒーに安らぎを感じ、明日への英気が養われます。 暑い夏の日には、アイスコーヒーにし頂くと、炭酸飲料を頂いた以上にスカッと爽やかになります。暑さが吹き飛び、内から力が湧いてきます。コーヒーが飲めない方でも美味しいと喜んで頂き、お身体の具合が良くない時でも、生命が要求し、頂くと、気持ちが良くなると、たくさんの方々からの喜び、感謝の声をお聞きするようになりました。コーヒー本来のはたらきが引き出され、現れたと感謝し、皆様と共にこの喜びを分かち合えればありがたい気持ちが生まれ、ご紹介させて戴きます。お試し頂けましたらありがたいです。
NPO高麗代表 高麗恵子